2017年12月31日日曜日

教育運動の変化と生教会の使命-冷戦下に生まれた生教会・生命学園、50年のときを経て、今世界平和へ -



元公立高校教諭のK.Oです。

 新年、おめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 誌友会のためのブックレットシリーズ4『戦後の運動の変化について』の第1章の小見出し「宗教目玉焼き論」の中で、生長の家総裁・谷口雅宣先生は、「時代や環境の変化とともに宗教運動も変わらなければならない」とご指導くださっています。その中で特に、「自然と調和した生活」への転換と、冷戦終焉後に総本山の祭祀の重点が「鎮護国家から世界平和へ」変化したことについて示されています。教育界も冷戦終結を境に大きな変化がありました。その変化に学ぶことから、将来を展望し、吾々生教会・生命学園の運動課題を知ることができます。
 
教育運動の変化 -学校・生教会・生命学園の変化- 
 
 冷戦によるイデオロギーの東西対立は、日本の政治状況を分断し、教育界にも影響を与えていました。その象徴的なものが国旗・国歌をめぐる対立です。学校においては、国旗掲揚と国歌斉唱をめぐって激しく対立し、かつて某高校の校長の自殺事件まで発展。その後、冷戦の終焉から時間の経過を経て、政治社会状況が変わり、国旗・国歌の争いはほとんどなくなりました。反対する声はほぼなくなり、普通に掲揚・斉唱が行われています。


 生教会の前身である全国生長の家教職員会の結成は1962(S37)、生命学園の全国での開設開始が1966(S41)、(東京生命学園は1961年(S36)開園)。この時代は、1960(S35)60年安保から1970(S45)70年安保へいたるときで、政治社会的には革命前夜の混乱の時期です。谷口雅春先生の日本赤化防衛の熱き御願いから、同じ頃生政連が結成され、運動が盛んに行われました。当然、生命学園の指導内容は、鎮護国家を目標に、愛国的で、天皇・日本の長所を強調する内容であったと思われます。その時代にはこうしたことは重要であったと考えます。

 それから約50年が経過し、社会状況は一変。教育界も大きく変化しました。しかしながら、一部の生命学園で、50年前そのままの指導内容が見られるのです。
  学校における国旗・国歌問題が、冷戦終焉後しばらくして終息し、今は環境問題とも深い関係のある、ものあふれ現象が起こっています。つまり東西のイデオロギー対立はおおむねなくなり、新しい課題が現れているのです。生教会・生命学園においても、社会状況の変化に対応して、教育内容の改革が求められています。

生教会の使命 ― “新しい文明”を担う青少年の育成を ―

 今、求められる生教会・生命学園の教育内容は、まず第一に環境教育の充実です。地球環境の破壊・気候変動は年々深刻さを増している状況であり、喫緊の課題です。次代を担う青少年の教育に最も必要なものと思います。とりわけ環境教育プログラム・脱原発教育がその中心です。次に世界平和への貢献、そして貧困からの救済等。学校教育にあっては、その学習内容を規則として定める学習指導要領が10年ごとに改訂されます。生命学園の指導内容が50年前から、そのままでよいことはありません。変わらないところと変わるところがあり、変わるところは変えなければならないのです。

  “新しい文明”の構築のため、私たち生教会・生命学園は人材育成、“新しい文明”を担う青少年の養成を通して貢献していきましょう。


その活動の重要点(人材育成の基本姿勢)として、生長の家総裁・谷口雅宣先生は、次のように示されています。 

 「人間・神の子」の教えのより深い理解と実践―それが現在の運動の方向です。これを力強くめていくことが運動の本筋であるということを、ぜひお忘れのないように、多くの人々に伝えてください。伝えるだけでなく、自らもできるところからでいいですから何か実践してください。肉食を減らすだけでも、立派な教えの実践です。
このほかにもプロジェクト型組織の活動など、できることはいろいろあります。

       (機関誌『生長の家』20178月号 20頁 谷口雅宣先生ご文章)

   具体的には、「倫理的な生活者(Ethical Citizen)」として、「ノーミート、低炭素の食生活」「省資源、低炭素の生活法」「自然重視、低炭素の表現活動」の実践と、その生き方を子供たちへ伝えることです。

   まずは、私たち指導者がプロジェクト型組織「SNIオーガニック菜園部」「SNI自転車部」「SNIクラフト倶楽部」に入部することから始めましょう。

                                                                                                     K.O
                                                                                                                                                           

2017年11月24日金曜日

子どもたちのために「聖経」を読もう。その功徳無限なり!

小学校教諭のY・Sです。

教育界は今,大転換期を迎えていると私は感じています。道徳の教科化や小学校での英語の必修科目化は前向きにとらえればよいことですが,発達障害・不登校・いじめ・子どもたちの学習意欲の低下や授業妨害(または拒否)という問題も山積しています。最早,唯物的教育観では対処不可能な学校現場であることは明らかです。

 私は担任時代には(今は教務で担任をもっていません)子どもたちの写真を自宅の神棚に奉納して,毎日の神想観で実相を観じ,聖経を唱げて祝福していました。今は学校の全児童を祝福しながら神想観・聖経読誦をしています。

 最近こんなことがありました。いわゆる発達障害といわれる児童の言動が急に悪化し始め,担任ばかりでなく学校中がその対応に追われる状況になったのです。そこで,私は特にその児童の名前を心で呼んで思念してから聖経を読むこと3日。驚くほどに効果(功徳)が出始め,落ち着いてきたのです。特に私の前では,まるで私が祝福しているのを知っているかのように素直になります。もちろん,これは私の力ではなく真理の言葉とその波動が子どもによい影響を与えたのであると考えます。

 さらに,問題と仮に言われる子どもの行動や障害の中には「霊的な障り」もあることは否定できません。そのような場合「先祖供養」や「聖経法供養」に申し込んであげたことにより絶大な功徳が現れ,その子どもが優良児となったという事実はたくさんあります。 読者のみなさん,子どもたちのために,教育現場のために,何よりも子どもたちの心身共なる健全な生長と将来の幸福のために「聖経」を読んであげましょう!

2017年10月21日土曜日

なぜ勉強しなければいけないの?

小学校教諭のY・Sです。

「なんで勉強しなければならないの?」という問いを子どもから受けたことは教師に限らず誰にでもあると思います。皆さんならどう答えますか?「子どもは勉強するのがしごとだからだよ。」,「勉強しないと立派な大人になれないからだ。(言っている人が立派な大人でない場合もある)」「いい学校に入るためだ。」等々。いずれも根本的に間違った答えです。子どもは勉強しなければならないのではなく,”勉強していい”のです。つまり勉強するもっと言えば学問をする権利が子どもにはあるのです。その機会と場,適切な条件を与える義務は私たち大人にあるのです。
   

     教育基本法 教育の実施に関する基本
(義務教育)ー1部抜粋ー
第五条 国民は、その保護する子に、別に法律で定めるところにより、普通教育を受けさせる義務を負う。
2 義務教育として行われる普通教育は、各個人の有する能力を伸ばしつつ社会において自立的に生きる基礎を培い、また、国家及び社会の形成者として必要とされる基本的な資質を養うことを目的として行われるものとする。
3 国及び地方公共団体は、義務教育の機会を保障し、その水準を確保するため、適切な役割分担及び相互の協力の下、その実施に責任を負う。

 そう,子どもたちは勉強をしてよりよい国家社会の形成者になる,簡単に言えば「幸せになる権利」をもっているのです。
それに関して私は時々子どもたちに,「慧可断臂」の故事を話します。子どもたちは真剣に聞いてくれます。ご参考まで。

2017年10月11日水曜日

灯台もと暗し

Hello there! I'm Y.S. It's great to be with you. Today,I'd like to share following "WORDS OF WISDOM". 


You cuold find a sophisticated teacher for the position who is working in your school. It's often difficult to see what's right in front of your eyes, as the saying goes.

 I suppose that's true.

2017年9月13日水曜日

児童、生徒の声をもっと注意深く聴こう!-「凡庸の唄」に学ぶ -


元公立高校教諭のK.0です。

 学習塾の授業を担当(非常勤)しました。そこで分かったことは、学校の仕事とは少し違う厳しいものがあることです。それは、結果責任が大きく問われます。とくに中学3年生の場合、高校受験の指導になるので、模擬試験等に学習成果が直接出てくるからです。その意味では真剣勝負。私も新たな課題が与えられました。

魅力ある授業内容とは? 
-教育者が教えること、子供たちが求めていること-
    学習塾に通う生徒も多様化していて、高校入試突破とか、学力向上の目標を持って来る生徒だけではないのです。友達がいくからとか、友達をつくりたい等の理由で来る生徒、また、親から言われて仕方なく来る生徒もいます。様々な生徒がいて、授業の進度は個々に応じて満足を与えるとなると、かなり難しい対応が求められるのです。このようななかで、それぞれの生徒に魅力ある授業内容とは如何なるものか・・・・を考えました。 

 教員が教える内容と子供、親が求めている内容とが一致することが望ましいのです。このとき教育効果が大きいものとなります。しかし、現実にはそこに差が生じています。

  一例として、子供たちにとり楽しく、喜びのある内容であるためには、まず学習が分かる、理解できることが基本です。そこに喜びが生じます。さらに、興味関心のある内容、入試時に役立つもの。さらに無限力の話や、朝の時間を生かせ等の真理の話も人気があります。一方、内容的にここまで教えないといけないという授業進度の予定もあり、時間的制約がでてくるのです。

同様な課題は、私たちの生命学園の内容にも問われていると考えます。児童のために教え、伝えたい内容があり、教える努力をするわけですが、児童・保護者の求めているものは何かを念頭に置くことも大切です。喜びのある楽しい内容とはなにか、興味関心を示すものは・・・・。

児童、生徒の声を聴く、今大切な教育の柱
  児童、生徒の心の叫び、将来の夢や不安を聴いてやることが肝要です。聴くことは愛情の表現。現象を越えて神の子の実相を信じ、神性の声を聴く。そこに生長の家の教育のポイントがあると思います。子供は愛されているという愛情を感じるとき、困難があっても乗り越えていけるのです。いじめに屈しないで、絶望の一線で立ち止ることができると思います。

  最近の“質問、意見は受け付けない”風潮。聴いてもらえないとき、強いフラストレーションを感じるのです。どんなつらい思いをするでしょう。特に子供は。ここから様々な病も生じます。あるいは非行、いじめ、不登校、引きこもり・・・。昨年は、320人の小中高生が自殺。一日一人弱の割合で、自ら命を絶つ悲しい状況があるのです。

  まず吾々大人は、教育を担当する者は、子供たちの声をもっと注意深く聴くことからはじめましょう。そこに子供たちは集まってきます。コミュニティが生まれのです。

  生長の家総裁・谷口雅宣先生は、自他一体の生き方について次のようにお説きくださっています。

  凡庸は"粘り腰"の生き方だ。他人の主張を壁のようにはねつけるのではなく、扉を開けて受け入れ、理解しようとする。自分が彼だったら、何が本当に言いたいのか、心を澄まして感じ取り、自分の言葉に翻訳する。それが心に染み込んでいくのを時間をかけて快く感じる。こうなれば、自分と他人との壁は消える。否、本当は壁などないことに気がつくのだ。                 (機関誌『生長の家』2017年4月号11~12頁 谷口雅宣先生ご文章)

  聴くこと理解することは、時間がかかり労力もいります。しかし、そこには愛を実践した喜びが生まれます。それは子供たちにも伝わり、さわやかなつながりとなるのです。このことが、今大切にされなければならないと思います。それが何にもまして楽しい、喜びのある授業内容を実現する柱であり、第一歩であると考えます。

  就職浪人の息子を通して学びました。今までの私であれば、こうだと決めて押しつけたと思います。先日は、よく聴き本当は何を言いたいのかを考え、息子も静かに話しました。今までとは何か違う、つながりと通じるものを感じたのです。

人の話をよく聴き、本心は何を言いたいのかを理解することが大切。最近つくづく思います。

         K.O

2017年8月26日土曜日

授業に使える英語の名文

小学校教諭のY・Sです。


本日も英語のに関する話題です。夏休み中に出会った英語の名文をご紹介します。
専門家からみると文法,イディオム等,違うご意見があるかも知れません。(ちなみに小生の英語力は英検準1級程度)そのときは忌憚のないご意見を!

○ Educate man without religion and make then but clever devils.
   (神なき知育は知恵ある悪魔をつくることなり。)
○ We shuold educate our chilren to be able to overcome whatever hardship
     they may encounter in the future.
 (私たちは将来出会うかも知れない如何なる困難をも克服できるできるように子供たちを育てるべきである。)

2017年5月18日木曜日

自然に関する英語の格言

小学校教諭のYSです。

今日は自然に関する格言を一つ共有したいと思います。

Study nature, love nature, stay close to nature. It will never fail you.
- Frank Lloyd Wright -
自然を研究し,自然を愛し,自然の近くにいなさい。自然はあなたを裏切らない。
ーフランク・ロイド・ライトー (日本の帝国ホテルの旧本館などを手がけたアメリカの建築家)

深い言葉ですね。子供たちに教えるにもよい教材です。
ちなみに読み方ですが,赤い部分を強く読むとより伝わりやすくなります。最後は「フェイルウー」のような発音になります。つまり,内容語(伝えたい言葉)を強調し,機能語(前置詞や接続詞代名詞など)を弱く発音するのが英語の特徴です。
Let's try!

2017年5月6日土曜日

“新たな文明”を担う青少年の育成を!- 教育に求められるもの -


元公立高校教諭のK.0です。 

 先日、新聞に掲載された13 歳の中学生、K君の投稿に心打たれました。「トランプ氏のいう『アメリカが良くなること』も大事だ。でも、世界中が良くなることはもっと大事だ。(中略)  私の願う未来とは、みんなの笑顔があふれる平和な世界になること」(「朝日新聞」2017.1.22)

     この中学生のような、こころの広い愛の深い、そして自ら考え発信する青少年を育てていきたいと思いました。 

原発事故から6年    福島は今!
 
 「幸せを運ぶ教育フォーラム」が、昨年1113日に福島県郡山市で開催され、出講してきました。テーマは、「子供の無限力を引き出すには」についてです。講話のおわりに、東日本大震災より6年経過して、これまでの生教会福島教区の環境教育の取り組みに感謝を述べました。そして、より一層の「脱原発の教育実践と発信」を共に進めることを、皆さんと決意しました。このことが世界に向けて、生教会福島教区の使命であると思います。 

 ところで、原発事故で今も困難な状況が続いています。福島県では、8万人以上の人々が故郷に帰れないでいるのです。その中で、横浜市に自主避難していた中学生が、小学生の頃から校内でいじめを受けていました。何年もいじめを受け続け、約150万円ものお金を取られていたのに、教育委員会や学校は適切に対応してくれませんでした。そのような絶望のなかでしたが、生徒は死を選ばず、「しんさいでいっぱい死んだからつらいけどぼくはいきるときめた」と決意したのです。悲しみの中にも、勇気ある姿に涙を誘われました。 

 このような中で、安倍首相はインドと原子力協定を締結し、経済優先の原発輸出を進めています。福島第一原発の事故以来、原発の危険性が叫ばれ、反原発の世論が多い中で誠に遺憾なことです。安全で次世代に負の遺産を残さないこと、環境に負荷の少ない再生可能エネルギーに転換することが、最も重要なことです。 

脱原発の教育実践と発信

 脱原発は福島だけでなく、全国、全世界の課題です。私たち生教会は、脱原発の教育をさらに強力に、児童・生徒・学生に、そして現職教員はじめ教育関係者に伝えていきましょう。原発の問題点、つまり「なぜいけないのか」の指導――とくに危険な使用済み放射性物質を未来に残し、人間と自然が調和しないということを、学校現場で、幸せを運ぶ教育フォーラムで、生命学園で。このことが、世界と地球の将来を考えたとき、今教育に求められる喫緊のことであると考えます。 

そこで、私たちの基本姿勢として大切なことは、原発反対の願いを込めて、「倫理的な生活者」として、“実践3項目”の中の「省資源、低炭素の生活法」を自ら実践し、周りへ伝えていくことです。ここから、自然と人間が調和する“新しい文明”の構築がはじまると思います。

私は、自転車を移動手段の中心とするライフスタイルに転換しました。“自然と共に生きる”喜びを感じながら、晴天の日はもちろん、雨の日は雨合羽を着用し、雪の日には道路に雪の無いのを確認して自転車で出かけます。また、自宅に太陽光発電パネルを設置しています。

生長の家総裁・谷口雅宣先生は、“新しい文明”の構築について、次のように示されています。

 自然界をこれ以上破壊するのをやめなければなりません。神の御心は、自然界に充満していることを忘れてはなりません。自然から奪うことが富の実現だと考える“旧い文明”に別れを告げましょう。そして、自然を養うことにより人間の幸福を実現する“新しい文明”を構築しましょう。それが、この地球社会を“対立の世界”へ転落させるのを防ぎ、平和の道へ引きもどす唯一の方法です。       (機関誌『生長の家』2017年1月号7頁 谷口雅宣先生ご文章) 

“新しい文明”を構築するためには、人材育成が重要です。まず、私たちが「倫理的な生活者」として実践し、そしてその生き方を指導して“新しい文明”を担う青少年の育成をすすめていきましょう。
 
教え子に、教育関係者に、まごころを尽くして、一人ひとりを大切に、幸福を祈りながら・・・・。  

          K.O

2017年5月4日木曜日

信仰と語学 その2

The glory of gardening : hands in the dirt , head in the sun, heart with nature. To nurture a garden is to feed not just on the body, but the soul.  ーAlfred Austinー
ガーデニングのすばらしさは,手は土に入れ,頭は日光に当て,心は自然と共にあることだ。庭を育むことは体のみではなく,心にも滋養をあたえることである。

 今学習中の英会話の本にこんな名言が載っていたので,みどりの日にちなんでコピーしてみました。
 さて,表題の内容に入りますが,語学力を磨くことは単にコミュニケーション力を付けグローバルな視野を広げるためだけではないと考えます。「神の御心を聴く」という能力の向上にも繋がります。つまり,母語以外の言語を理解できる能力は,同時に神(大自然)からの見えざるメッセージをキャッチし,それを解釈する能力も開発できるのであると考えています。生長の家創始者,谷口雅春先生は,早稲田大学英文科では特待生であり,優れた翻訳家でもありました。私は先生の書かれた文章は神様の言葉を翻訳したものであると個人的に思っています。これからの日本の学生は是非とも英語をはじめとする外国語を習得することは人生をよりよくすることに繋がることを私は「Insist」します。

2017年2月12日日曜日

信仰と語学

小学校教諭のY・Sです。

今日はいきなり英文で始まります。

Through recognition the indwelling Divinity will appear.

No matter how great the treasures kept in the house, if there is no light, the treasures are practically
nonexistent. Firends, let us begin by recognizining the indwelling Divinity(Great Inheritance from God) in your children and studennts. Every bad habit and genetic inheritance will be wiped away
through the brightness of our powre of recognition.「生命の実相」 頭注版 第14巻 p196より
英文は谷口清超先生ご監修「人生の扉を開く」から抜粋しました。
 
 2019年度から小学校でも英語が段階的に教科化され,’20年度から完全実施されます。これについてはさまざまな議論がなされていますが,私個人的には賛成です。むしろ遅すぎたという感があります。第二言語は早い時期に始めた方がその習得がしやすいというのが理由ですが,信仰との関係も無視できないからです。
 言語は太古の昔,みな同じであったという神話があります。もしそれぞれの言語が同一の理念から発生していなければ,他言語を理解することも訳すこともできないはずです。これは宗教の本源に関しても同じです。さらに,他言語を翻訳する(理解する)ということは,単なる文法的,経験的な能力ではなく,「観ずる」能力が不可欠です。この件についてはまた後日,具体的に書きたいと思います。時には,真理の言葉を英語などの他の言語で読んでみるのもよいと思います。

2017年2月7日火曜日

「生徒M君の成長」

初めまして。中学校教諭のK.Sです。
中学校教諭になって早34年目。教員という柄でもない自分がこんなに長く教員生活をしているなんて自分で驚いています。私が教員になって一番楽しいことは、生徒との何気ない会話で心が通い合っている瞬間を感じたときです。恋の話・悩み事・進路の相談・世の中の問題など、大人同士の会話ができたときは、教員になってよかったなとつくづく感じることがあります。

最近は、年々、低年齢化する生徒たちと高齢化した自分とのギャップを感じ、心を通わせる瞬間が少なくなってきました。そんな中、昨年入学してきたM君との出会いがありました。M君はアトピー体質でちょっと自閉気味。こだわりが強く、コミュニケーションの苦手な生徒でした。1年生の国語の時間、授業が始まった当初は、あまり意欲的な態度ではなく、気分も沈みがちな生徒でした。授業のたびに気になるM君に声をかけました。物語や随筆には全く興味を持ちませんでした。感情を読み取ることの苦手なM君は発問してもとんちんかんな答えを発していました。説明文には興味を持ち、自分の広い雑学を披露しました。
先日のことです。私が授業中「『しかとする』という言葉の語源しっていますか?」と問うと、M君がすかさず、「花札の鹿の絵札からできた言葉です。」と正しい解答をしました。「君はすごいね。いろんなことを知っているね。その知識はきっとこれから役にたつよ。」と称えました。また、彼の書いた環境汚染の作文は内容が深く、話の流れもたくみでした。私は「M君は理数系が得意なんだね。専門的な知識が深いので、学者タイプだね。」と声をかけました。

教室のみんなの前でほめられたM君は、それから、授業によく参加し、自分の思いや考えを積極的に発表するようになりました。そして「僕は将来大学教授になるんだ。」と明るく話してくれました。内にこもっていたM君が旧友と元気に談笑している姿を見てうれしくなりました。

預かり保育で伸びる子どもたち

幼稚園教諭 M.H
私は幼稚園で預かり保育を担当しています。保育終了後の時間にお預かりするので、「おかえり」という気持ちで迎えます。色々な年齢で過ごしますので、大きいクラスの子が小さいクラスの子のお世話をしてくれる姿もよく見られます。折り紙を折ってあげたり、ロッカーにカバンや帽子を掛けるのを手伝ってあげたり、隣に座ってあげたり、泣いていると「せんせいこの子ないてるよ」と教えてくれたり、小さいクラスの子もお兄さんお姉さんに甘えられて安心できます。時にはお兄さんの作ったブロックをこわして怒られて泣く子もいたり、毎日一緒にいるとまるで兄弟のように激しいけんかになることもありますが、けんかも成長のためには大切な役目をしていると思いますので、怪我のないように気をつけて見守ることもあります。

生長の家の教育の中に、認めてほめてあげると、その方向に伸びていくと教えていただいていますが、毎日利用している年少さんのK子ちゃんはまだ言葉数は多くありませんが、時々「あー」と大きな声を発することがありました。よく聴いてるとお腹の底から出ていて、声を出してる本人もとても気持ち良さそうです。おもわず「いい声だねーもう一回きかせて」とお願いするとまた「あー」と出してくれます。気をつけて観察しているとお歌もすぐに覚えて歌ってました。お迎えの時、「K子ちゃんいい声ですね。将来はぜひオペラ歌手にどうですか」とお母様にも楽しくご報告してみました。

工作が得意で来るたびに持ちきれないくらいの大きなダンボールの作品を作って「もってかえっていいでしょう」とお母様にお願いしている子、また電車の駅名をたくさん大きな紙に漢字でかいて、見せてくれる子、将来どんな才能を発揮してくれるかとても楽しみです。生長の家の教育を実践できる場があることに感謝しています。

2017年2月4日土曜日

受験直前のお母様とのやりとり

学習塾講師のA.Mです。
ご無沙汰しておりました!
久しぶりの投稿で、受験前日と当日の生徒のお母様とのやりとりを紹介いたします!

私の塾生達の私立高校受験も、後はKくん一人となった数日前の夜のことです。
うちでは珍しく、県外の受験のため、Kくんとホテルに宿泊中のお母様にメールしました。

  今日は○○県ですよね?
  自分の努力を信じて試験を受け、
  自分の善さを信じて面接を受けてね!
     とKくんにお伝えください

お母さまから
  M先生、ありがとうございます☆
  ここにきて、緊張からか、Kのお腹の調子が…
  でも明日は悔いのないように頑張ると思います。
  先日受験した□□高校の発表も明日になりました。
  わかり次第連絡いたします!


  心の中で、無限力無限力!!と唱えて会場に向かうように、これもお伝えください
  全力発揮、願っています
  明日の発表も楽しみにしております☆

お母さま
  はい、私も一緒に唱えて向かいます!

次の日お母さまから
  M先生、□□高校、合格いたしました!
  本当にありがとうございました。
  ◎◎高校の試験も始まりました。
  集中力を切らさないでほしいと祈ってます。


  おめでとうございます!
  □□高校、立派に合格できて、偉かったですね!
  昨日今日の緊張も真剣な証拠でしょう。
  親子の念は通じやすいそうですから、
     心配心でなく、できる!の念をビシバシ送ってあげてください!
  私も 無限力~!!と送ります。

「人の力は無限」 「言葉に表しただけ実現力が増す」 「気持ちは通じ合う」 等々
普段から 生徒や保護者様にお伝えしていることですが、
お母さまが、私も無限力と唱えて試験に向かうと言ってくださったのは、本当に嬉しいことでした。
普段の会話や『私は素晴らしい存在だから、自己讃嘆で未来を拓く 希望実現のためのノート』等
一滴一滴にしか見えない言葉のやりとりも、必ず生徒と生徒の家庭に届いている!
そう思えて、頑張る力をもらえた、ありがたいやり取りでした!