2016年12月30日金曜日

「倫理的な生活者(Ethical Citizen)」としての実践- 共にやると、友になる! -


元公立高校教諭のK.Oです。 

 新年おめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 

クラフトづくりで友達になった近所のM.Kさんが、昨年講習会にはじめて参加してくれました。そして今、普及誌の年間購読者に。私は「クリップホルダー」を、M.Kさんは「あんどん」を作りながら、相談し材料や工具を提供し合うなどで、つながりができたからです。クラフト製作を共にやったとき、喜びを共有し親しくなり友達になりました。つまり「共にやると友になる」ことを発見しました。これは現職教員の会員拡大にも応用できると思います。 

「幸せを運ぶ教育フォーラム」で、クラフト製作
  A教区では、昨年度県内3カ所で「幸せを運ぶ教育フォーラム」が計画され、まずスタートとしてH地区で開催されました。この日の教育フォーラムでは、「クラフト」を製作しました。講話のあと、柿の木の剪定端材を使用して、参加者一人ひとりが「クリップホルダー」づくり。下ごしらえをした材料にサンドペーパーをかけ、お気に入りのコトバを書いて仕上げました。 

以下は、参加者の皆さんからの感想です。

  感想「木から伝わってくるぬくもりを感じ、心が温かくなり幸せを感じました。クラフト、手作りの良さを実感しました。」生教会会員:T.Oさん

  感想「紙やすりをかけ手ざわりがよくなり、機械で作ったものと違い、個性があっていいなあと思いました。」現職教員: H.Sさん

  感想「クラフトを実際に、初めてやってみて良かったです。柿の木の樹皮をよく見て、模様に感動しました。」生教会会員: M.Kさん

自然の材料を用い、自分の個性を表現する作品を手作りし、皆さんがとても喜んでくれました。この日、「倫理的な生活者」としての実践を学びました。
             (2016.5.8会場にて、参加者6名・内現職教員1名、講師・K.O) 

「倫理的な生活者」としての生き方の指導、そして人材育成
「持続可能な社会」の実現について、昨年の相愛会・栄える会合同全国幹部研鑽会で、総裁・谷口雅宣先生がご指導くださいました。そのために私達生教会は、「倫理的な生活者」として自ら実践するとともに、教育関係者や児童・生徒・学生、生命学園児童に「倫理的な生活者」としての生き方の指導を、自信と勇気をもって行っていきたいと思います。私達の具体的な指導は、(1)自然と触れ合うオーガニックの野菜づくりやノーミートの食生活、(2)ゴミの分別・リサイクルや自転車の活用等による省資源の生活法、(3)自然度の高い材料を用いたクラフトの製作や自然観察による絵手紙・俳句・絵画の制作をする自然重視の表現活動・・・いずれも低炭素のライフスタイルです。 

生長の家総裁・谷口雅宣先生は、「倫理的な生活者」としての実践について、日常生活の中で「信仰を生活に生かす」ことをご指導くださり、また、次のようにご教示くださっています。 

 こういうことを自ら実践して、人にも同様の生き方を勧めることを通して、私たちは実際に二酸化炭素の排出を減らすことができる。しかし、これは物質的な側面のことで、全部ではない。精神的側面のことを忘れてはいけない。それは、実際行動は私たちの信仰の表現だということです。(中略)
 そういうわけで、皆さんの得意な分野を活かして、信仰心を大いに燃やして“自然と共に教勢も伸ばす”ことを忘れずに、後継者育成も視野に入れて、この新しい運動を喜びをもって盛り上げていただきたいのであります。
   (機関誌『生長の家』2016年1月号24~25頁 谷口雅宣先生ご文章) 

  生教会はこうした生き方の指導により、さらに後世への人材育成を行いましょう。日本と世界に貢献し、これからの生長の家を担う後継者を育成して、バトンを引き継いでいきたいと思います。
 これが、われら生教会の聖なる使命であると考えます。

 “新しい文明”構築のために。

      K.O

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