2015年10月11日日曜日

「日時計主義の生き方」を伝えよう!


短大非常勤講師のK.Oです。 

勤務校と信徒の子弟の教員へ伝道 - 対面コミュニケーション

 公立高校定年後、2年間の再任用を勤め、今年の3月で退任しました。その退任する前、勤務校の7人の教員に、生長の家の教育に関する聖典をプレゼントしました。6人はこころよく受け取ってくれましたが、1人は受け取りませんでした。

受け取った6人の内、2人は切実な悩みを訴えていました。救いを求めているようで、私の体験や「日時計主義の生き方」の話に、涙を流して、目をキラキラさせて聞いてくれたのです。 

先生方の悩みの声を聞き、解決の支えになってあげたいとこころから思いました。私も教員生活の中で、困難に出合ったとき、生長の家のみ教えに救われました。その恩返しに、一人でも多くの先生方を幸福にしてあげようと、真に願うものです。「結び合う」生き方です。 

さらに、学校の休日を利用して、生長の家の信徒の子弟で教員をしている方を4人訪問しました。小学校教員3人、高校教員1人。「教員生活が楽しくなる」ブログのURLと生長の家の教育に関する聖典を愛行し、入会をお勧めしたのです。その後、4人には訪問のお礼と入会の確認のために、絵手紙を差し上げました。その後、入会申込書を書いてもらうために再訪問しました。
 
先生方の悩みに応える-“喜びの教員生活”の提案

 現職教員の会員拡大をすすめていますが、先生方は児童・生徒の問題や指導のみならず、教員生活全般について、悩みの解決を求めているように感じます。この教員生活全般についての光明化を提案し、呼びかけていくことが、現在とても大切であると思うのです。一昔前の“教師”という呼び方から、今は“教員”の名称が一般化しました。時代の変化とともに、教員のニーズも変わってきていると思います。

例として、新年度の分掌(業務分担)の不安、恐怖の訴え、学年のグループをまとめていく困難の悩み、仕事が多くて忙しいとの声、また、私生活の問題等々。

このようななかで、“喜びの教員生活”の提案、具体的には「日時計主義の生き方」を全面に掲げて伝道することが肝要であると考えます。 

生長の家白鳩会総裁・谷口純子先生は、「日時計主義」について次のようにご教示くださっています。

(前略)日時計主義は人や物事の光明面だけを見る生活だ。人や様々な事柄には“良い面”と“悪い面”がある。そしてほとんどの人の心の傾向は、“悪い面”を心で捉え、文句や非難、否定的な言葉を言いつのることが多い。もちろん、そうでない人もいるが、この傾向は社会に一般化していて、染みついたクセのようになっている。この悪いクセを変えるには、強い意志で物事の明るい面に注目し、良い面をほめたたえ、感謝する生活を実行し、継続していくことが大切だ。(谷口純子先生著『平和のレシピ』34頁) 

 さらに先生は、「日時計主義の生き方」から「平和のライフスタイル」についてご指導くださいます。現職の教員に、世界平和と地球環境保全のため、身近なところから実践する生き方をお伝えしましょう。主旨に共感して目標を共有してくださるに違いありません。私のかつての勤務校でも、環境保全活動にはほとんどの先生方の共通理解がありました。 

 一人の教員の児童・生徒に与える影響は大きいものがあります。したがって、現職教員の会員拡大の意義はまことに重要であるのです。

                                                          K.O