2014年4月7日月曜日

教師は人を観るプロである

小学校教諭のY・Sです。


 最近,教職員の中に児童生徒・保護者・同僚との人間関係がうまくいかずに悩んでいる方が多いと聞きます。中でも,同僚との人間関係は子ども達にも影響します。
 そこで今日は同僚の先生方とうまくやっていく方法を私の拙い経験から書いてみたいと思います。 私たち教師は,「子どもの心に寄り添う」ことは当たり前のように口にしますが,案外同僚の先生方の心を慮るということを疎かにしがちではではないでしょうか。自分の仕事で精一杯で,周囲の先生が助けを求めていることに気付かないっことはありませんか?日本の「先生」は先進国の中でも雑務が多く,最も忙しい環境にあるのは事実です。だからこそ,職場では互いに思いやり「協働」することが必要です。例えば,PCが苦手な年配の先生が一人や二人いると思います。その様子を見たら,ちょっと自分の仕事の手を休めて,「どうかしましたか?」と声をかけてみてください。PCをうまく手名付けたらきっと「ありがとうございます。」と感謝されます。また,周囲の先生が行事などの準備に動き出したら,何を置いてもすぐに腰を上げて手伝うことは言うまでもありません。
 教師は「人を観るプロ」です。それは子どもだけが対象ではなく,教師同士においても言えることです。「困ったな。誰か手を貸してくれないかな。」というサインを出している先生がいたら,すぐに声をかけてみる。そういう姿勢を一番よく見ているのは周囲の先生であり,管理職の校長・教頭です。

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