学習塾教師の A.Mです。
前回の投稿で触れました、
『私は素晴らしい存在だから、自己讃嘆で未来を拓く
希望実現のためのノート』
の書き方について、ご紹介します。
わたしの塾では、週に2回、学習前にこのノートを書きます。
1回に、大学ノート1ページを使います。
● 基本の決まり ●
① 毎回10個自分のいいところを書く
② 毎回新しいことを書く (同じことはノート1冊の中には書きません)
いいえ、ほめるところはたくさんあるんです。
普段は気付かない、意識しないだけなんです。
そこで、探しやすくするために、内容についての決まりです。
● 自己讃嘆の内容について ●
③ 性格や習慣だけでなく、その日に実際に行った善いこと等も書いてよい
学校や家庭でやった、小さないいことにも気付くようになります。
塾の日は、学校でいいことをしてくる、という生徒も出てきます。
④ 家族はあなたの一部だから家族の善いところを書いてよい
この決まりは、とても大切だと思っています。
自分が生まれて生きている、その基礎の家族、特に両親の善いところに気付き、
言葉で表すことは、自己肯定のために、不可欠です。
● 希望実現のために ●
⑤ ページの下半分に自分の希望や目標を書く
『期末テストで〇点とる』
『〇〇高校合格』
『数学の弱点問題をなくす』
『中総体までは部活に集中する』 など、いろいろです。
● ちょっとプラスで ●
⑥ 今はまだ苦手と感じる教科を一つだけ選んで、「私は〇〇が大好き」と書いてよい
何度も書くうちに、苦手意識も薄らぎます。
また、次に書きますが、潜在意識について説明するための
話の流れを作るのにも、とてもよいようです。
※書き始める前に、このノートを書く意味をしっかり説明すること
何のためにやっているのかが分からなければ、勉強時間が減ってしまう、などと思って、否定的な気持ちで取り組む生徒も出てきてしまうはずです。
ですから、現在意識と潜在意識について、しっかり説明することが大切です。学年や理解力によって説明は変わるでしょうが、私は少なくともこのような説明をします。
泳ぎたいな、と思っても、絶対顔を水につけられない人や、
高いところや狭いところに、どうしてもいられない人がおられるでしょう。
今の心が、「泳ぎたい」とか「ここにいるぞ」と思っても、
潜在意識という心の深い部分が、昔の怖かった体験などを覚えていて、
「無理だ、これは絶対無理だ」と思って邪魔をしてしまうんですね。
勉強でも部活でも同じで、自分ではやろうと思っていても、
心の深い深いところで、
「どうせやれない」「よく失敗する」「お母さんに叱られてばかりで自分はダメ」
などのマイナスの言葉が渦巻いていたら、なかなか成功しないんですよ。
奥底の心が
「やれる、絶対うまくいく、頑張れる!」
「いろんなことに恵まれてる自分なんだから、絶対大丈夫!」
と自分を認め、励ますようになりましょう!
そのために、自分をほめる言葉を、自分の中にどんどん入れていきましょう!
そのために、自分をほめる言葉を、自分の中にどんどん入れていきましょう!
ここまでで、随分長くなりました!
生徒の書いたものの紹介は次回に。
それから、生徒はたいてい「もう書くことがない!」と言いますので、
そんな時にどう言うか、なども書けるといいですね。