2013年6月30日日曜日

荒れた学級の雰囲気を良くする方法

「学級崩壊」なんて言葉が聞かれますが,私には縁の無い言葉です。ちょっとした見方(発想の転換)で子供たちはすぐ良くなります。こんな言葉かけはいけませんね。

○質問風の責め
「何回言われたら分かるの?!」
「どうしてそういうことをするの?」
子供:「こたえられんわい。」
○漠然とした指示
「こら,ちゃんとしろ!」
子供:「何をどのように?」
○過去のことを持ち出す
「この前だって,お前・・・!」
子供:「しつこいんだよ。」
○脅す
「休み時間がなくなるぞ!」
子供:「校長先生に言うぞ!」
○禁止
「はさみを持って走るな!」
子供:「びっくりして転んだらどうするの?」
○複数で長時間のお説教
「~して,次は~するんだよ。それから次には~に気をつけて。
 最後にちゃんと~をしてから席に着け!」
子供:「何を第一に聞けばいいの?」

つい言ってしまいがちな声かけですが,注意したいものですね。
こんな時は一言で済みます。
「○○君に注目!立派だと思わない?!」

まず,親や教師が見方を変えてみることです。例えば,
・落ち着きが無い→・活動的・活発
・注意が映りやすい→・好奇心が旺盛
・興味の幅が狭い→・探究心
・物をよくなくす→・物やお金に執着しない
・しつこい→・ねばり強い
・幼稚→・子供らしい
・単純→・裏表がない
要は目に見える今の状態にひっかからないことです。

2013年6月28日金曜日

学校がよくなる,子供たちがよくなるちょっとした行動とは

 皆様,初めまして。ブログ執筆者の1人Y.Sです。小学校の教員歴二十数年になります。今でも初心を忘れず,毎日楽しい学校生活を送っています。

 今,教育界にはさまざまな問題が山積しています。子供たちの学力問題,いじめ,モンスターペアレンツ,教職員間の確執等々。それでも,将来を担う子供たちの成長を手助けする仕事のすばらしさは変わりません。責任の重い仕事ですが,それだけにやり甲斐のある仕事だと思い,誇りをもって子供たちに接しています。

 それでも,授業以外の仕事や子供の問題行動などに翻弄されて,仕事が辛いと思う先生方も少なくないのではないでしょうか。そこでひとつ,ぜひ実行してみてほしいことがあります。それは,学校の「産土神社」(学区内の氏神様)にご挨拶をすることです。私は教職に就いてから転任する度に,必ず学校近くの神社に参拝して,子供たちの健やかな成長と安全を祈願し,同時に「我が仕事を見守り,導いてください。」と祈っています。また,毎月1日にはできるだけ参拝して,日々の御守りに感謝をしています。

 教育界では,宗教的な行為はタブーとされていますが,こうした個人的な祈りは問題ないと思います。そもそも「産土神社」は,その土地の人々が代々祈りを捧げ守ってきた鎮守の森であり,心の拠り所でもあります。喩えれば市長さんや町長のいる役場のような所です。事実,私が赴任してきた学校は不思議に問題が無くなり,子供たちのけがや事故も少なくなり,不思議に「守られている」という雰囲気に包まれます。特に一昨年の「東日本大震災」では,私の街の子供たち(小中学校児童,高校生,幼稚園児)には,けが人1人出ませんでした。また,沿岸部では高台にある神社に避難して無事だったという証言が多くあり,新聞にも紹介されました。(例えば宮城県石巻市の「日和山」は「鹿嶋神社」の境内地です。)

 もし,「最近がなんとなく楽しくない」「子供や親の問題が多すぎる」「問題行動やけがが頻発している」などのお悩みのある先生は,ぜひ学校の近くの産土神社に参拝することをお勧めします。きっとよい方に導いてくれます。
 今後は私の拙い教育実践や子供たちとの思い出,問題を解決した具体的な事例などをご紹介していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

2013年6月1日土曜日

このブログについて

このブログは、保育・幼稚園、小学、中学、高校、大学、学習塾で、
子どもの可能性を認め、引き出す教育を実践している方々の教育関係者によるブログです。

それぞれの成功や失敗の事例を交えながら、教育課題の解決方法を分かりやすくつづっていきます。
今後ともよろしくお願いいたします。